カチュー

カチュー

科: サバ科
和名: カツオ
英名: Skipjack
カチュー

カチュー

 沖縄近海はカチューどころ。日本公認記録もここ沖縄で釣りあげられた。ルアーでのトローリングもおすすめしたい。

 「目には青葉、山ホトトギス、初カツオ」。余りにも有名な句だが、季節感のある釣りモノ。

 黒潮に乗って大回遊するものと沿岸性のものとがある。一般にいわれているのがアヤガチュー(カツオ)、大海原を回遊する。そのほか、マガチュー(スマ)、それに沿岸を泳ぎ回るジューガジラー(ハカツオ)がいる。

タタキにして最高においしい。カチューは痛みが早いので、すぐ血抜きしてクーラーに入れたい。4月ごろからが本格シーズン、しかし沖縄では周年釣れている。とくに冬場に釣れるカチューは、2、3キロ。大きいのは4、5キロの大判である。海の表層を、小魚を追っかけてものすごい逮さで泳ぎ回る。

釣り方

 フカセ釣りが一般的。オキアミを船にからパラパラとまく。潮に乗ってオキアミは流れていくが、それを狙ってカテューがやってくる。エサのついた什掛けをその中に流すのである。ハリにかかったら、大あばれする。パラしたら(逃がす事)ほかのカチューも一緒に逃げるのでハリにかかったら群れの中から離すようにする。コマセの中に、エサのついた仕掛けを入れるのがコツ。

 カチューは群れで回遊しているので、釣れはじめたら、次々とあがる。

 コマセを断続的にまいて、群れを散らさないようにする。

 また、曳き釣りで、タコベイトを使っての釣りも出来る。トローリング形式になるが、その場合、船の速さは3、4ノットとゆっくり。鳥が上空で群れていたら、トリヤマと言ってその下にカチューがいる。ゆっくり船を近づけて、カチューの群れの外側を曳くようにする。

道具・仕掛け

 サオは3~3.5メートルぐらいの長さ、胴調子の丈夫なもの。

 リールはスピニングの中型かスタードラグの中型。ミチイト10号前後。仕掛けは、ポイントカゴを使って、ハリス5号を3~4メートルとる。

ハリはグレ10~13号。ポイントカゴを使わない時は、ミチイトに小さなサルカンを結んで、それにハリスを結ぶ。

 カチュー釣りのエサはオキアミがいい。1匹よりは、2、3匹房がけにしてハリに刺す。スルル。

釣れる場所

 外洋の中層、表層を群れで泳いでいる。種類によって回遊のシーズンは違うが、初夏から秋が本番。やはり潮通しのよい海域がポイントで潮どまりのときは食いは悪い。

ガチューの仕掛け

食べ方

刺身、タタキ、煮付け

 

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