チンパニー

チンパニー

科: サバ科
和名: きはだまぐろ
英名: Yellowfin tuna
チンバニー

チンバニー

全世界の熱帯から温帯の広い海域に分布。体は防錘形。体長が70センチを超えると、第二背ビレやしりビレが著しく伸びるのが特徴である。体長2メートル、重量200kgになる。成長は早く太平洋産では1年で体長50センチ、3年で120センチ、5年で125センチになる。

 沖縄ではバヤオ(浮き魚礁)釣りの花形魚種。チンパニーというのは、背ビレや尾ビレが黄金色に染まっていることから命名されているようだ、黒潮に乗って大海原を群れで回遊、カチュー、イカ、小魚などを捕食する。

 沖縄近海は、黒潮に乗って北上するチンパニーの主要回遊路になっている。海の中層を遊泳。マグロ類もいろいろあるが、沖縄近海でよく釣れるのがこのチンパニー。強烈な引きが釣り人を完全に魅了する。しかも釣れる確率は高く、釣りやすい。時期は、年によってちがうが早いときは2月ごろからシーズンインするが、一般的には4月ごろ、6月ごろまでか最盛期。秋になると数は少ないが、50~60キログラムの大型が釣れる。

釣り方

 南北両大東では、陸岸近くの水深30~50メートルのところで、サビキ仕掛けでムロアジを釣る。20~30匹釣ったら沖合いへ。

水深80~1000メートルのところでアンカーを入れる、かかり釣り、そこへ仕掛けをおろす。タナは80~100メートル。コマセ袋 にムロアジのミンチをつめてあるので、海中で散っていく。そこヘチンバニーがやってくる。

 久米島方面は、まず船上からスルルをパラパラッとまく。スルルはゆっくりと沈んでいく。すると、カチューやヤマトナガイユーが集まってくる。そしてその下にチンパニーが集まってくる。仕掛けにエサのスルルをつけておろす。チンパニーは、ハリにかかったら海底めがけて突っ込む。リールのドラグを少しゆるめてミチイトを送り込む。100メートルくらい走るとチンパニーは止まるので、その時ラインをまきとる。しかしまだ強烈に引き込むので、サオを45度くらいにおこして、締め込みに耐える。

 これを繰り返しながら、ゆっくりと取り込む。海直にきたらギヤフ(手かぎ)を打ち込んで引きあげる。

道具・仕掛け

 チンパニーの引きは強い。ハリがかりしたら海底めがけて突っ込んでいく。釣り人はサオを支えるのが精いっぱいだ。弾丸のような 引きだから。サオはトローリングロット、または2メートル前後の硬調子のサオを使いたい。リールはスタードラグの中型いわゆるペン 社の4/0~9/0。ミチイトはナイロン20~50号200メートル。

仕掛けは、地域によってちがう。南北大束方面は1メートルくらいの片テンビンを使用、ハリス20~60号、3~5メートル、テンビンにコマセ袋をセットする。ハリは管付ムロアジ20~24号。コマセはムロアジを釣って、それをミンチにしてつめる。エサはムロアジ。ムロアジを3枚におろしてその片ヒラをハリにぬい剌しにする。

 一方、久米島方面では、ミチイトにヘビーサルカンを結び、20号前後のハリス3~6メートル。潮の流れ具合をみて、1~3号程度のオモりをつける。ハリ管付ムロアジ22~26号。エサはスルルを1匹か2匹チョンかけ。

エサ

ムロアジ、スルル、オキアミ

釣れる場所

 どこでも釣れるというものではない。大海原を回遊しているので、黒潮の通っている海域。  近年はパヤオ(浮き魚礁)か設置されているので、その周辺で釣る。  南北両大束では、水深400~800メートルのところで、コマセをまいて釣るが、チンパニーは、コマセにさそわれて、水深80~100メートルのところまで浮上してきて、工サに食いつく。

食べ方

刺身、魚汁、鍋物等。

チンパニーの仕掛け

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57Kgのキハダマダロ。 JJスタイルBWで釣りました。 」」スタイルBWの基本装備

 

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