道具・リール

道具・リール

釣りの道具・リール

 沖釣り用のリールは、大きく分けてスタードラッグ(両軸受けリール)とスピニングリールの二つに分けられる。

 対象魚によって使い分けるが、大物用はスタードラッグ、中・小物用はスピニングが一般的である。このふたつとも、魚が引いたら、それに応じてドラグを調整できるようになっているが、パワーの点からいうと、スタードラッグがはるかに強い。というのは、スタードラッグリールは、ミチイトを巻いてあるスツール(ドラム)が回転するので、巻きあげる力は強い。だかバックラッシュといって、ミチイトがスツールにからむことかある。釣りはじめに、バックラッシュをおこすと、。一日中釣りにならないこともある。その操作にちょっとした要領が必要である。

 その点、スピニングは使い易い。スツールは回転しないかわりに、ピックアッブベールという弓形のアームが回転してミテイトを巻きとる。イトがラセン状に出るので、投げても、もつれる心配はないが、パワーは弱く、水深のある場所ではイトがよれるので不適当といえる。

 沖釣りではスタードラッグが主流となっている。とくに大物釣りやトローリングはスタードラッグに限る。スピニングの大型なら、カチューやタマン、サーラ、マンビカー釣りに使用できる。バックラッシュ防止だか、回転するスツールの上や脇を親指で軽くおさえて、速くなりすぎる回転速度にブレーキをかけるのである。この方法をサミングというが、初めはスピードをおとしすぎたり、タイミングがずれたりして、失敗も多いが、何度か練習するうちに馴れるものである。

スタードラックの構造と各部の名称

スタードラックの構造と各部の名称

スタードラックの構造と各部の名称

スピニングの構造と各部の名称

スピニングの構造と各部の名称

スピニングの構造と各部の名称

リールの手入れ

 川や湖などで釣る釣りと追って、うっかり、リールを海水にさらしたまま放置しておくと、回転が重くなったり、ドラグの微調整がきかなくなり後で泣きをみてしまう。釣行から帰るとまず、リールを真水できれいに塩分をおとして水気を完全にふきとり、回転部分、ハンドル、ラインローラー、ピックアッブペールなどにオイルを注油する。購入してしばらくは、そんな簡単な手入れでもいいが、数カ月程たつと、グリスがきれだして故障の原因になったりもするので気をつける。

 スピニングリールの手入れは、購入する時に付属の箱の中にある分解図の通りに部品を外していき、順序よくならべる。付着している古いグリスを石油でふき取り洗浄する。組み立てる段階で金属のまさつ郡分に、グリスを吹きかけていく。完成したら風通しのよい湿気の少ない所に保管しておく。リールを使用する際、気をつけることは、砂地で使う場合、砂地にりールをおかないこと、砂粒がローター内などに入リこんで回転しなくなったり故陣の原因になりかねない。両軸受けのリールは分解して注油するとき、絶対にドラグワッシャー部にオイルを注油しないこと。釣っている途中、大物がきていくらドラグをいっぱい締めつけても、ブレーキがきかなくなってしまうから気をつけること。リヤドラグ式のスビニングリールも同様である

電動リール

電動リールは深場用。水深100~400メートルを狙う手動では、無理なタナをさぐることかできるし、深場釣りは、楽に出来る。近年は小型の電動リールもお目見えした。水深100メートル以内の浅いところを、電動で狙うと楽チン。たとえば、流し釣りのシルイユー狙い。

両軸受けリール

両軸リールは、パワーがある、グルクン釣り、シルイユ一釣りなどに重宝されている。小型でも、釣り人のテクニックによって.大きな魚を釣り士げることができる。

ルアー・ジギングリール

ルアー用にはスピニングと、両軸受け夕イプがあるが、ほとんどスピニングを使用。投げやすい、軽いルアーでも自在lこ投げられる。対象魚に合わせて大、中、小型と選ぶ。

トローリング

トローリング

電動リール、パヤオ、泳がせ、深場釣り

電動リール、パヤオ、泳がせ、深場釣り

両軸リール、パヤオ、泳がせ釣り

両軸リール、パヤオ、泳がせ釣り

両軸リール、てんや釣り

両軸リール、てんや釣り

電動リール、グルクン、流し釣り

電動リール、グルクン、流し釣り

グルクン釣り

グルクン釣り

両軸リール、ジギング、泳がせ釣り

両軸リール、ジギング、泳がせ釣り

電動リール、グルクン、流し釣り

電動リール、グルクン、流し釣り

スピニングリール、GT・ジギング

スピニングリール、GT・ジギング

両軸リール、ジギング

両軸リール、ジギング

両軸リール、グルクン、天秤釣り

両軸リール、グルクン、天秤釣り

 

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