大城信彦

大城信彦

大城信彦:大物釣り

 私が、釣りをするようになったのは沖縄という環境がそうさせたのかも知れません。

 小学生の頃から近くの河川でテラピア釣りを楽しみ、こんどは海釣りへ。ウチナーンチュであれば誰でも通る道だと思い。ポラでもサイズアップをすれば嬉しく一日中釣りをして親に怒られた思い出があります。

 その私が、大物釣りへどんどん進んだきっかけは神奈川県在住時、ルアーでのシーバス(スズキ)釣りを毎日のように通っている頃、そのタックルに(ラインは5号位)に今まで味わったことのない強烈な引きが!!シーバス釣りに慣れているせいかドラグを固めにセットしていたのが仇となり、一瞬でラインブレイク。

 シーバスも90キロ台も釣ったこともあるが、それ以上の巨大魚.... もう悔しくて釣り仲間に話しても興奮が収まらず、それからは未知の巨大魚が何だったかとルアーと、生き餌併用で毎日5人ほど引き連れてポイントへ。

 生き餌には、エイや小型のサメが何度かヒットしたのだが、引きは強いが一瞬の速さはない、絶対に違う魚だろうと日々通いとうとうその日が訪れた。ベイトがいつもよりざわついているシーバスの活性が上がったのかとルアーを投げると1段目で直ぐヒット!!

 明らかにシーバスとも違う大物の手応え。ラインもこの時のために太くしている。今日はなんとしても上げてやると20分ほど格闘した跡、上がってきたのは5キロ以上のワラサ(出世魚のブリになる手前の魚)でした。魚の引きは同じキロ数だったらやはり青物でしょう。沖縄で釣れるガーラやカンパチもその一種だ。釣行に行った3人で生き餌・ルアー両方でなんと5本!!通常もっと起きないにいるはずのワラサが迷い込んできたものだった。この日の夜は興奮が収まらず釣談議に何時まで飲んだか覚えていません。(笑)

 それからは、荒磯・沖釣りとどんどんハマり、お大物が釣れると聞くと、どこまでも釣行するようになってしまいました。もちろん通常の釣も楽しみましたが、大海原での釣り糸を垂らして、何が来るか分らないワクワク感から荒磯では、イシダイに始まりヒラマサ、カンパチ、アーラミーバイと飽きることがなく、沖釣りに行くようになってからは、ヒラマサ、カンパチはもちろんのこと、イシナギ、アーラミーバイ、マグロ、カジキとスケールアップしていきました。

 今の夢は、自分の体重(現在82キロ)を超えるアーラミーバイ(もっとダイエットしなければカンナギしかいないでしょう)と、344キロを超える本マグロです。私の釣り仲間が344キロを釣ったため(笑)。

 52歳という年齢も考えて、後5年程度で連れなければ、平均サイズが300キロと言われている、カナダまで行って、本マグロ釣りをする予定です。

 私の本マグロ(300キロ以上)を狙う時のタックルは、グラスファイバーのソリットの竿をオーダーメイド、リールはケンマツウラ5/0,ミチイトPE10号(JGFA公認オールタックル120ポンドライン)を1600m.リーダー120号、ハリス120号~150号、針はマグロ針、オモリ300号です。出会いの少ない巨大魚を釣るために、日々のメンテナンスは絶対必要不可欠です!

 ミチイトも釣行の度、傷んだ分を捨て、1000m以下になると全て交換。これは本マグロ(ウシシビ)になると7~800mは出されると聞いたからです。 上げていないので定かではないですが、カジキやサメ等、色んな巨大魚を釣り上げた私でも経験したことにない(60キロのキハダマグロを5分程度で釣り上げる)ドラグテンションを30秒で300mもって行かれたこともありました。

 そんな魚が沖縄近海にイルのです。そして大物釣はやはりリールが命ですね。やり取りをしている間にトラブルが起きれば全て一巻の終わりです。私はシーズンの合間に悪くなくてもメンテに出します。

 釣を通じて本当に多くの方と知り合い、その御蔭で色んな釣りを楽しむことができます。こんなに巨大魚が多く生息している沖縄でいつも行ってくれる大物釣の仲間はたったの3人。後は圏外のメンバーです。もし、大物釣りに興味があれば、是非、仲間になってください。一緒に大物の泳がせ釣りを楽しめるメンバーを募集しています。(TEL: 090-3796-1900)

 

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